【徳を積む】ということ
地震やら台風やら、人の力ではどうしようもできないことが続いていますね。
被災された方々の一日も早い復旧を祈ります。香怜です。
先月のお彼岸のご供養で、お師匠様から教えていただいたことをシェアしたいと思います。
タイトルでいう【徳】は仏教的にいう【功徳(くどく)】のことで、善業(善いおこない)をすることによって得られる報償や、心の福(幸せ)や利益のことです。
じゃ、善業って何?なんですが、わかりやすい所でいうと、おうちにあるお仏壇や祭壇の前で手を合わせることです。(イコールご供養)
法事や法要で手を合わせる、お経を唱える、もちろん徳積みになりますが、一番の徳積みとは【今、ここに生きてあること】なんです。
『なんで?』ですよね?
自分のご先祖様のご供養をしようと思ったら、自分が生きていないとできません。よくこのブログでお伝えしていますが、肉体を持ってこの世を生きるということは【有ることが難しい】んです。
ご先祖様がいらしたからこそ、今の自分がある。そこに気が付き【有り難い】と思う心がまずご供養の一歩です。
まずは自分自身が幸せだと思い、実感し生きていくことがご供養であり、徳積みです。
一瞬一瞬にありがたいと思う気持ちを大切に、今日一日【善業】がてきたかなぁーと、ほんの少し振り返ってみましょう。
因みに、『今日も一日、無事に過ごすことができました。ありがとうございます』と思えたら、徳積みポイント1点くらいだそうですヾ(≧∇≦)
香怜
備えあれば憂いなし
お伝えしたいなぁと思うことはたっくさんあったんですが、今月頭の【台風21号】の影響でずーっとバタバタしていました、香怜です。
平成7年の阪神大震災、今年6月の北大阪地震と経験しましたが、幸いなことに直接自分自身に降りかかるような被害は受けたことがありませんでした。
勤め先はスーパーなので、いつでもお水も食べる物もあるし、、、何よりも『いける、いける!今までもなんともなかったし~(‾▿‾~)』となんの根拠もないいつものポジティブ思考で過ごしてました。
ところがね、香怜、なめてました。
当日は午前中だけの営業でお客様も皆さんお帰りになったので、普段できない陳列を売場でガンガンやっていました。同僚と『そろそろ来るね~』と話始めて10分後、警報機が一斉に鳴りまくり、急いで事務所へ戻ろうとした瞬間に停電です。
この時点でも『いける、いける。すぐ電気つくよ』と思っていた香怜、ここから丸1日電気がこない状況になるとは、、、。わずかな予備発電とパソコン系のバッテリーのみで事務所はお化け屋敷みたいです。
小一時間程して、風の音もおさまってきたので真っ暗な店内から表にでると…
石膏ボードのパネルがぶっ飛んでました!写真は撮らなかったけど、ブロック塀も崩れました。隣のメガネ屋さんはキングボンビーとかキングデビルに襲撃されたようになってました。←わかる方には分かる話
みんな心配してくれてメッセージくれるんだけど、片付けるので必死なのと携帯の充電ができないからバッテリーを温存しないといけないのとで、どこでどんな被害が出てるのか全くわからなかったんですよね。
そういえば自宅待機の旦那から『電気・ガス・水道アウト』って連絡きたけど、まさか店まで停電になるなんて思ってなかったから、晩ご飯のおかずやらお水やら買うの忘れてました、、、レジ動いてません、、、『お店はうちの冷蔵庫』と思ってた香怜、ほんまにマジあんぽんたんでした。
偶然その数日前に、お水だけは三本買ってたので、いざとなったら大好きな【ぱいんはうす】の2人がYouTubeあげてた『お水でインスタント麺をつくる』をやろうと、ここでも妙チキリンなポジティブ思考で家に帰りました。
どうやら停電してたのは我が家周辺(職場は同じ町内)で、50メートルほど先は明るいんですよね。
ありがたいことに、この電気がきているあたりにあるスーパー(ライバル店(^^;))は開いてるらしいと聞きつけたので、なんとか食べる物を仕入れてきました。
帰ってきて携帯でニュースを見て、初めて大阪府下がものすごいことになってることが分かりました。
これね、ほんとたまたま自分の町内だけが停電で、すぐそばの別の小売りさんは営業してらしたからよかったけれど、府下全域での被害だったら、、、
電気もありがたいことに翌日お昼には通ったので水道もガスも同時に使えるようになったけど、、、
停電している間いろんなことを考えていました。
文明の力のおかげで当たり前に生活できてきることの有り難さ、文明の力は自然の強大な力には勝てないこと、そしてタイトルの『備えあれば憂いなし』は本当であること。つくづく痛感です。
大阪はかなり回復しつつありますが、この直後の北海道地震でもかなりの被害がでています。1日も早い復旧を心から祈ります。
みなさん、備えあれば憂いなしですよ!
盂蘭盆会(うらぼんえ)
まだまだ酷暑ですね、香怜です。
テレビでは高速道の渋滞情報がずっと流れています。
ご先祖さまもこちらの世界に帰ってくるのに、混んでるんやろか?、、、
とか考えてしまいました(^^;)
普段仏様やご仏壇に手を合わすことがない方も、この時はぜひご先祖さまのことを思い出して下さい。
とおいとおいご先祖さまのことは、実際を知らなくても、今、生きていらっしゃる方からお話をたくさん聞いてみて下さい。
そしてご先祖さまが(目に見えなくても)一緒だと思って、みんなでたくさん話をして、おいしいものをいっぱいいっぱい召し上がって、楽しい時間を過ごして下さい。
今、ご自身が生きてこの世に【在る】のは、ご先祖さまがいたからです。
亡くなる前はもちろんですが、亡くなってからもご先祖さま方は自分の子、孫が日々幸せに暮らしていくことを常に願っておいでです。
『おじいちゃん、おばあちゃん、ありがとう』と、心の中で伝えてあげて下さい。
合掌
香怜
高野山へ行ってきました
暑さ真っ盛りですね、香怜です。
先日同僚と一緒に、毎年恒例の【高野山】へと行ってきました。
今回は同僚の希望で、奥の院にある四国八十八番所巡りができる場へと先に行きました。
まずはここ、【一の橋】からスタートです。
【橋】を足で跨いで渡ることで【身を浄める】ことに繋がるんですよ。
何百年も前に建てられた大きなお墓群の中をしばらく歩くと、ありました!
第一番所から順番に【南無大師遍照金剛】をお唱えしながら進んでいきました。
八十八番所でお唱えが終わったときには、既に爽快感です(^^)
お大師さまがいらっしゃる御廟まではまだまだ、、、
有名な【姿見の井戸】
水面に自分の姿が映らなければ三年以内に亡くなる、と少し前まで伝えられていましたが、今は違うそうです。
香怜もちろん覗きました( •̀ω •́ゞ)✧ビシッ!!
ちゃんと映ってましたが、そばにいらしたご夫婦にスッゴく心配されました。
(香怜自身はまったく気にしていません(^^;))
ここはお大師さまが今も修行をされているといわれる御廟の手前の橋。ここから先は写真は撮れません。
この橋までお大師さまは私たちを迎えに来てくださいます。帰りもこの橋までお見送り下さるんですよ。
二人でお大師さまにしっかりご挨拶してきました。
この後は壇上伽藍へ。
まずは【根本大塔】へ行きました。
高野山といえば、この大塔です。
中には大日如来さまや菩薩さまがいらっしゃり、立体の曼荼羅となっています。
ここにいると吸い込まれていくような感覚になります。
高野山真言宗の教えである【即身成仏】そのものです。
『私たちは大きな宇宙(大日如来)の中で生きている。ゆえに私たち自身も大日如来である。即ち仏と成る。』です。
この壮大な教えが、私は大好きです。
ここ壇上伽藍にはまだ有名なものがあります。
【三鈷の松】です。
唐へ留学していた空海が、日本へ帰って修行場を開くにはどこがいいのか、と投げた法具【三鈷杵(さんこしょ)】が引っかかっていたのが、この松です。
普通、松の葉は二股なんですが、この三鈷の松には三股の葉があり、それを見つけるとお守りになるといわれています。
同僚と探しましたが見つかりませんでした( ´•ω•` )ザンネン
年一回、二十年近く高野山へお参りしていますが、まだまだ行ったことのない所が沢山あります。来年はぜひ未知の所へ。
ありがとうございました
先週末開催の【癒しスタジアム大阪】へご来場下さったみなさん、ありがとうございました(*^^*)
前世と現世でのご縁①
http://karen444.hatenablog.com/entry/2016/12/27/221544
さっき編集したんですが、一年半以上前から書いては保存していたので、①、②が続いて読めないので、こんなややこしいことになりました、ゴメンナサイですm(_ _)m
前世と現世でのご縁②
スピリチュアルの世界に足を踏み入れてから約8年になります。
前世というのは、人によりけりですが何百回、何千回、何万回とあり、香怜はものすごくたくさんあります。それでも一番多いのが、巫女さんや賢者、占い師など神託をお伝えする役目を持つ人らしいです(^^;)
現世で出会った方とは、前世のどの時代でどういう関係性だったかもだいたいわかります。
妹分のれりえるとろみおと大好きな師は、何度も何度も共に過ごす仲間です。古いものはアトランティス時代に同じ町内で住んでいました。師はそのときも師なんですよ。
修道女の時もあり、隠れキリシタン時代もあります。
二年ほど前に繋がらせていただけた、ある方とのご縁があります。
ほとんどの場合、私がどうしてその方と出会えたのか理由が分かるんですが、最初その方との前世は真っ暗で何も見えませんでした。
現世だけの出会いも当然あるので、それかと考えましたが、どうしても心に違和感があります。
無理に見ようとしてもわからないものはわからないので、今は知る必要がないんだと考えスルーしていましたが、ある日突然【隼人族(はやとぞく)】という言葉が降りてきました。
『ん?何よ、隼人族て??』浮かんできたのは【薩摩隼人】、、、九州男児のこと?くらいしか分かりません。
私は元々歴史、特に古代が好きなので、この隼人族が何なのか調べてみました。
今は便利ですよね、何でもスマホで調べることができます(^^;)
古事記にある【熊襲(くまそ)】がイコール隼人族と解釈されています。
香怜的勝手な前世物語は、、、
当時の九州地方を治めていた隼人族は、領土を広げようとやってきた天皇に従い大和へと上がってきた。彼らは代々天皇の護衛のような働きをします。(←ここあたりまでは史実らしい)
隼人族は、鉄鋼技術をもっていたのちの物部氏の祖先なので、武器庫として使われていた石上神宮へたくさんの武器や宝物を持ってここへきました。その時の隼人族の一人(ニギハヤヒノミコト)を見て、前世の私は尊敬とお慕いの心を持ちました。
巫女修行中の私は、隼人族であるその方の眩しいお姿を時々遠くから拝見するだけで、お側にも近づくことはできないまま、①に書いたように、最強の巫女にもなれず死んでいったわけです。
現世、たくさんの方に神様仏様のお言葉をお伝えするために生まれてきた私は、その方の側でお心を添わせるよう、今のこのタイミングで巡り会うことができたんだと理解しました。
断片的に降りてきた単語がやっと繋がったのは、こないだ訪れた貴船で見たある物でした。
これは【天の磐船】といい、ニギハヤヒノミコトが天から地球へ降りてくるときに乗っていたといわれるものです。
この磐船そのものは奉納されたものですが、貴船神社の磐長姫命がいらっしゃる所にあります。
磐長姫は【永遠の命】を司っています。
体は朽ちても魂は永遠です。人間の感覚ではものすごく長い長い時間ですが、この直前に訪れた鞍馬でいただいたメッセージ【全ては宇宙とひとつである】に繋がります。
この方とのご縁は、現世も来世もずっとずっと続いていくと確信しました。
みなさんにも、私と同じように不思議なご縁のある方とは、遥か古の頃からの繋がりが必ずあります。いつ出会うかは宇宙の大法則によりますが、、、
今のこの肉体をもって出会えたことに、感動と感謝でいっぱいです。