宿曜占星術で人間関係を観る③

はーい、それでは引き続き宿曜占星術でいう相性を説明していくからね。

今回は《安・壊》という関係についてお話します。

この《安・壊》は、最も重要でたいへん興味深いんよ。

一方は安で一方は壊、安らぎのイメージと壊れる、壊すイメージやもんね。

宿曜占星術を紹介したときに、戦国時代に戦術として活用されたと書いたんやけど、平安時代から政に利用され、歴史を動かす恐ろしい相性がこの安・壊ともいえるん。

○○国を落とす(手に入れる)には、壊の相性となる△△の娘を嫁がせる、とか、開戦の日は相手の運勢が壊の日にする、とか、逆に自分にとって成や栄に当たる日にする、、、という形で利用されてたん。

すごいね宿曜占星術て！！

この関係性は、恋愛でいうと、お互いの魅力に急速に引かれ合って、一気に相手にのめり込んでしまうこともあるん。よく言われてるのが『倫ならぬ相手との恋愛』。

禁断の果実なんよーーー(>_<)

あかんてわかってても引かれてしまう、好きやけど憎いほどの嫉妬にかられる、切なくてやり切れへん、周りの大反対にあう、、、

一緒になることができたとしても《略奪愛》だったり。

なので恋愛で悩んでてこの関係の方には、ありのままをお伝えしています。

だってこのままつき合ってても(付き合おうと思てても)苦しいもん(･_･、)

異性でこの関係は…ヤッパリしんどいかな、、、

ただね、この安・壊の関係であってもうまく行く場合もあるん。

利害関係、束縛、支配がなければこの負の作用は少し弱くなるねん。

自分からみて親や先生、上司に当たる人が安、自分からみて子や生徒、部下が壊ならば順相といってまだ救いがあるねん。上手につきあえば、お互いの未知の部分を引き出すことができるよ。

もちろんこの相性で、ご夫婦の方もたくさん観てきたけど、当然占いだけでは説明しきれない、当該者だけが分かり合える部分もあると思う。

さて、この安・壊の関係性には、もう一人を加えることでうまく調節することも、分解させることもできるねん(￣∇￣)ｺｰﾜｰｲｰ

職場の人間関係なんかは自分ではどうにもできへんから、そんなときにこそ、宿曜占星術で該当者の宿を観て、魂の本質(心の奥底にある性質)を観て、毎日をいい方向にもって行きたいよねー。

さて、次回は《ソウルメイト》と呼ばれる関係性について書くからね～

　　　　　　　　　　　　　　香怜