【徳を積む】ということ
地震やら台風やら、人の力ではどうしようもできないことが続いていますね。
被災された方々の一日も早い復旧を祈ります。香怜です。
先月のお彼岸のご供養で、お師匠様から教えていただいたことをシェアしたいと思います。
タイトルでいう【徳】は仏教的にいう【功徳(くどく)】のことで、善業(善いおこない)をすることによって得られる報償や、心の福(幸せ)や利益のことです。
じゃ、善業って何?なんですが、わかりやすい所でいうと、おうちにあるお仏壇や祭壇の前で手を合わせることです。(イコールご供養)
法事や法要で手を合わせる、お経を唱える、もちろん徳積みになりますが、一番の徳積みとは【今、ここに生きてあること】なんです。
『なんで?』ですよね?
自分のご先祖様のご供養をしようと思ったら、自分が生きていないとできません。よくこのブログでお伝えしていますが、肉体を持ってこの世を生きるということは【有ることが難しい】んです。
ご先祖様がいらしたからこそ、今の自分がある。そこに気が付き【有り難い】と思う心がまずご供養の一歩です。
まずは自分自身が幸せだと思い、実感し生きていくことがご供養であり、徳積みです。
一瞬一瞬にありがたいと思う気持ちを大切に、今日一日【善業】がてきたかなぁーと、ほんの少し振り返ってみましょう。
因みに、『今日も一日、無事に過ごすことができました。ありがとうございます』と思えたら、徳積みポイント1点くらいだそうですヾ(≧∇≦)
香怜